高校生における身体活動と月経前症候群の関係:前向き研究

Scientific reports 2023 Apr 11. 13(1):5881.

【要約】本研究は、高校生の女子生徒における身体活動と月経前症候群(PMS)の関係を調査した。233人の参加者が前向き研究を完了し、78人(33.5%)がPMSを経験。体育の授業が週2回未満の参加者は、週2回の参加者に比べてPMSを経験する可能性が4.43倍高かった。この結果は、高校生の女性に、週にもっと運動をすることを奨励し、薬物を使わない対処法を作るのに役立つ可能性がある。本研究は、身体活動がPMSの発生率に影響を及ぼす可能性を示唆している。しかし、参加者数が233人と少なく、また、身体活動の量や種類についての詳細なデータが不足しているため、結果の一般化には注意が必要だ。

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